【マンガ】特級税理士白鳥さん 第12話 「相続税の基礎控除額」

相続税の基礎控除額

相続税の基礎控除額は、

「3000万円+(600万円✖️法定相続人の数)」です。

つまり、

法定相続人が一人の場合は、

3,000万円+600万円✖️1=3,600万円

法定相続人が二人の場合は、

3,000万円+600万円✖️2=4,200万円

となります。

これらの金額より遺産の総額が多ければ相続税がかかり、

これらの金額より遺産の総額が少なければ相続税はかかりません。

つまり、

遺産の総額 > 基礎控除 → 相続税がかかる

と覚えてください。

特級税理士
白鳥さん

つまりは、法定相続人の数が増えるほど、基礎控除額が増えるということです。

よって、昔は何人も養子縁組をすることによって基礎控除額を増やして相続税がかからないようにしていたようです。

しかしながら、現在は、相続税の計算においては、実子がいる場合は、養子は1人、実子がいない場合は、養子は2人までとなっています。

根拠法令等:相法12、15、16、63、相令3の2、相基通63-1、63-2

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