相続についてご家族で話し合っていますか?

私はこれまで、

「相続」の際に争いが起こるのを幾度となくみてきました。

特に、争いが起こりやすいのが、

親御様がお亡くなりになり、

お子様が財産を相続する場合です。

「自分の子供たちは仲が良いから大丈夫」と考え、

相続について十分な話し合いがなされないと、

このような争いが起こります。

そして、争いが起こった結果、

相続がうまくいかず、

時間、労力、お金を余分に浪費することになります。

また、このような争いが起こることによって、

仲が良かったご家族も疎遠になってしまうかもしれません。

相続は、相続が起こった時には手遅れの場合が多く、

事前に準備しておけば回避できることが多々あります。

皆様の時間、労力、お金を無駄にしないためにも、

可能な限りご家族で話し合われ、

事前に準備されることをお勧めします。

生前にできる準備

ご自身の財産、何があるかご存知ですか?

まずは、ご自身の財産に何があるか把握してみてはいかがでしょうか?

一般的に財産には次のものがあります。正の財産だけでなく、負の財産についても把握しておきます。

このときにその根拠となる資料も一緒に整理することをオススメいたします。

財産資料の例
現金
預貯金(普通預金、定期預金など)通帳など
有価証券(株式、公社債、投資信託など)取引明細書など
不動産(土地、建物など)登記簿謄本など
自動車
貴金属、骨董品
権利関係(特許権、著作権など)契約書など
住宅ローンなどの借入金契約書など

注目!

ネットバンキング等、暗証番号がないとアクセスできない財産もあります。

一緒に、暗証番号についても整理することをお勧めいたします。

相続人が誰か把握されていますか?

相続人とは「遺産を相続する人」です。

その「遺産を相続する人」を

きちんと把握されていますでしょうか?

相続人をきちんと把握することは、

のちのちのトラブルを回避することにもつながります。

もし、相続人が誰かはっきりしない場合には、

この機会にきちんと確定させてみてはいかがいでしょうか?

ご自身の財産の将来について考えてみませんか?

お持ちの財産を把握し、

遺産を相続する人が誰かわかった今、

ご自身の財産の将来について考えてみるのはいかがでしょうか?

このタイミングで考えることができるのは、

「どの財産を誰に相続させるか?」

ということだけではありません。

もし、土地・建物をお持ちであれば、

将来を見据えた土地・建物の活用について考えることができます。

相続人のニーズに合わせて、

財産を現金化したり、保険にしたりすることもできます。

また、相続税がかかるようであれば、

  • 生前贈与
  • 生命保険
  • 養子縁組

等を利用し、より負担の少ない相続を設計することができます。

特に、相続税が発生する場合で、相続財産のほとんどが不動産で預貯金があまりない場合は、納税資金の確保が重要になります。

この場合には、「不動産の売却」や「生命保険」について検討する必要があります。

相続税について

相続税は、原則、相続開始後10ヶ月以内に「現金一括」で納付することになりますので、この段階での「現金」が必要になります。

判断ができなくなる前に

上記は、意思表示ができるときに対策可能な準備です。

認知症等を発症する前に、きちんと準備することで、

よりスムーズな相続が可能となります。

事前にお話ししてみませんか?

  • 財産の把握の仕方がわからない
  • 相続税がかかるかどうか心配
  • 相続人が誰なのかわからない
  • 今後、自分が認知症になった時に心配
  • 相続の際に、家族間で争いにならないか心配
  • 自分が亡くなった後に相続人がきちんと生活できるか心配

など、お困りごとはございませか?

事前にお話をしていただくことで解決するかもしれません。

まずは、お気軽にご連絡ください。

なお、事前の相談(初回・1時間)は無料で承っています。

現在の状況を伺い、まずは何ができるかについてアドバイスいたします。

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